だらだらする「4コマまんが時間」がアイデアを生む?

「AIはいつも真面目な作業のためだけにある?」

 

私たちはふだん「業務効率化」「コスト削減」「生産性向上」といった「真面目な」目的のためにAIを活用しています。

しかし、思考のブレイクスルーを生み出しやすいのは、集中した作業時間ではなく、脳が弛緩状態にあるときかもしれません。

 

今回は、4コマ漫画のネタ出しをするアプリAI「ヨンコマノイド」を通じ、AIとの「遊び時間」がもたらす効果について考えます。

「AIって真面目なことばかりするものですか?」

 

ある日のChatGPT教室

1人の受講生から思いもよらない質問が飛び出しました。

 

「AIって、いつも真面目なことばかりに使うものですか? 遊ぶことってないんでしょうか」

 

確かに、私たちのChatGPT教室では、ビジネスに活かすことを目的に、「実用的な」AI活用法を中心に扱っています。

しかし、もちろん、AIとの付き合い方はそれだけではありませんよね。

 

講師も答えました。「AIは楽しむためのツールでもあります。楽しみながら使うことで、気づきを得ることも多いんですよ。たとえば、これ」

 

そう言って講師が紹介したのが、AIコンサル工房が開発したアプリAIの1つ、「ヨンコマノイド」

 

「ヨンコマノイド」は、「4コマ漫画のネタ出し」を楽しむアプリAIです。

お題を与えるだけで、ユニークな4コマ漫画のシナリオを提案してくれます。

 

講師は画面に実例を映しました。「たとえば、『空からスイーツが降ってくる』というお題を与えてみましょう」

 

数秒後、画面に以下のような4コマ漫画のプロットが表示されました。

タイトル:「空からプリン」

 

【コマ1】

かく太「おはよう。今日はなんだかワクワクするね」

まる子「そんな日こそ、何か起こるかもよ」

 

【コマ2】

かく太「たとえば、空からプリンが降ってくるとか?」

まる子「うん、それはそれで楽しいかも」

 

【コマ3】

(空から本当にプリンが降ち、かく太の顔に当たる)

 

【コマ4】

かく太「…顔に落ちるとは思わなかった」

まる子「おいしいオチだね」

教室の雰囲気が和みます。

 

「たわいもないですが、なんかほっこりしていいですね。でも、これって単なる娯楽じゃないんですか?」と別の受講生が質問します。

 

「良い質問です」と、頷く講師。「単なる遊びでもありますし、使いようによっては思考のトレーニングにもなりますよ」

①思考の訓練

  • 「お題」を考えることが、発想の訓練になる
  • AIの回答を見て「こんな展開もあるのか」と気づくことで、自分自身の発想の幅も広がる

 

②モードの切り替え

真面目な集中モードで考えすぎている状態 → → ヨンコマノイドで遊ぶことで意識的に弛緩モードに切り替え

講師はオンラインツールのホワイトボードにこう記入し、そして言いました。「①について補足します。AIは『お題』を与えられて動くものですから、AI時代の私たちに必要なのは『答える能力』よりも『お題を与える能力』だと考えられています。次に、②について補足します。仕事中が集中モードだとしたら、ヨンコマノイドで遊んでいる時間は弛緩モードです。集中から弛緩に切り替えることで、私たちの脳が活性化し、思わぬ解決策が浮かぶことがあります。たぶん、みなさんも似たようなことを経験していませんか?」

 

受講生の1人が答えました。「それ、わかります。私も企画書で行き詰まった時、気分転換に同僚と雑談していたら、突然アイデアが思い浮かんだことがあります」

 

別の1人が「入浴中にアイデアが浮かぶのもそうですよね」

 

「ですね。弛緩によって心に余裕が生まれ、違う視点から問題を捉えられるようになる。潜在意識が活発に働くからなのかもしれません。つまり、ときにはヨンコマノイドで遊びながらだらだら過ごそう、って話です」

 

この後、教室では、受講生がそれぞれ思い思いのお題を出し、ヨンコマノイドの「こんなん出ました」を共有する時間が設けられました。

 

⇒ ヨンコマノイド

(ChatGPTがあればすぐに動きます)